スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

父ちゃんからご挨拶

昨日の夜。

何かしらPCに向かって、タカタカとキーを打っている音がかすかに
聞こえたのは覚えていたのですが。
何せ、とても疲れていて、ウトウト気味だったので

「いろいろと考えていることを書いた」

と旦那がいうのを聞いたのは覚えていたのですが…
それが何だったのかを知ったのは、今日の朝になってからでした。

読んでいて、正直涙がまた止まらず…

こんなにメソメソしていてはいけないと頭ではわかっていて…
でも、そのメソメソも、悲しいというよりは何かこう、上手く言えないけれど
ちょっとうれしさもあり、ちょっと誇らしげでもあり、ちょっと暖かかったりと
いろんなものがごちゃまぜな感じで。

以下、個人名称などをちょっといじりましたが、ほぼ旦那の書いたとおりの文です。

文中、ミニとあるのは私・michikoのことであります。
オランダに住んでいた頃、アチラの女性の平均身長は173㎝、私はというと157㎝。
どこにいってもチビ扱いだったことから、旦那が私に対して付けたあだ名です。
背丈が小さいミニと…多分、ミニラに似ているというのもかかっているようです…(ちょっと怒)

日本に戻ってもこの呼び方が抜けず、新しいあだ名もつけられないことから
今もこう呼ばれています。
もちろん、本人は縦はミニでも横はキングサイズです。
見た目と違うじゃないか!というクレームは一切受け付けませんのでご了承ください(笑)

************************************
サク父より皆様へ(10月25日 月曜日)

お題:一人になって感じた悲しみと喜び

<悲しみ>
サクラが逝ってから、今日が最初の出勤日。
玄関でミニ一人に送られて、駅までの数分間で不安感に襲われた。
そして、電車に乗ってから強い悲しみを感じて、
(恥ずかしいながら)満員電車の中で一人涙を流してしまった。

理由は言うまでもないことですが…

サク(ワン)とミニ(michiko・母)は似た者同士、
素直でちょっと頑固、甘いもの大好きでちょっとまるっこい。
まさに一心同体でした。

6年半前にオランダから帰国した時、私が育った埼玉に住むことにした。
埼玉が初めてのサクとミニには、友達はおろか知り合いも皆無。
でも二人(サクとミニ)は努力します。
暑い時は早起きして散歩に行く。寒くても夕方に散歩に行く。
ミニの努力でサクに友達ができ、サクの愛嬌でミニに友達ができる。
まさに一心同体、絶妙のコンビネーション。
全てが素晴らしい友達。
Hさん、JOY君のとこ、アーサー君のとこ、丸陸君のとこ、
ドナ&ルナちゃんのとこ、ブラン君のとこ…あげ出したらきりがない。

私が飲み会で最終電車に乗り遅れると、車に乗ってo駅まで二人して迎えに来てくれる。
出張に出る時も、二人一緒に家にいるから安心して出かけられた。
一心同体だから全く心配にならなかった。

その二人が離れ離れになってしまった。

私が家にいない間に、ミニは
もう、サクを散歩に連れて行けない。
もう、サクにご飯を作ってあげられない。
もう、サクが散らかしたおもちゃを片付けることができない。

私は苦しむことはない。職場に着けば悲しんでいる暇などない。
これらのことを考えて、不安になり涙が出るほどつらかった。


<喜び>
しかし、しかし、昼休みにちょっとした時間に感じました。
悲しみと同じくらい大きなうれしさ。
サクは、沢山の思い出と友達を私たちに与えてくれた。
全てが美しい思い出と素晴らしい友達です。
この4ヶ月間、本当に私たちを励まして下さった。
そして、これからも我が家に遊びに来てくれるかもしれない。
こんなに感謝の気持ちを感じたことはないくらいです。

友達になって下さった方に本当に感謝しています。
ありがとうございました。

「サクミニハウス」には、もうサクの姿はありませんが、
今でも一心同体のサク・ミニと(ぶっきらぼうで申し訳ありませんが)ワタクシ・サク父が、
皆さんをおもてなしさせていただきたいと思います。

20101026002.jpg

(思い切りヤラセの写真です・汗)

****************************************

口数が少なくて、1人の時間に没頭する、そんな草食系男子の王道を行く
旦那(サク父)ですから…

この文章も、多分一生懸命考えて考えて考えて…
言葉を選びながら、私とサクラの姿を思い浮かべながら
頑張って書いたんだと思います。

サクちゃん、あなたにとって、最高の父ちゃんだったよね。

お母ちゃんも、この父ちゃんに付いてきて本当に良かったって
心からそう思うよ。
本当に後から後から…色んな事に気づかせてくれるサクちゃんに
今は感心しっぱなしです。

良かったね。
あちらでも、持たせた写真を見せながら大威張りで「お父ちゃん自慢」をして下さい。
キレイな川や湖がいっぱいあって、泳ぐのに忙しいだろうけど…
ちょっと時間ができた時に、この「父ちゃんからのご挨拶」も是非読んでくださいな。
そして…寂しがっている父ちゃんに、元気を送ってあげてくださいな。

お願いね。

お母ちゃんより。



スポンサーサイト
2010-10-26 : 闘病 : コメント : 4 :
Pagetop

お礼

応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。

とにかく最後をお伝えしたくて、順番が逆になってしまいました。
いつもいつも皆さんに感謝しながら駆け抜けた4か月でした。
こうしてようやくゆっくりと時間を使うことができるようになった今
ちゃんとお礼をしなければと、まずこちらで失礼させていただきます。

コメントをくださったみなさま。
今はまだサクラのことを考えるだけで、涙が止まらず…
満足なお返事ができなくて申し訳ありません。

rumigonさん、 kiralyさん、momonさん、ジャッキーのかあさんさん、アメリカンブルーさん。
そしてサイトを訪れて下さったたくさんの方々。

お会いしたことのない、ここでだけのやりとりではありますが
みなさんからたくさんの力をもらいました。
私にはこれだけ頑張れと言ってくれる人がいると思うだけで
サクラのために、出来ることをやらなければと頑張れました。

またこれからも細々とではありますが、楽しい記事をUPしたいと思っています。
ただ、今は自分がいっぱいいっぱいの状態ですので、もう少しだけ時間をください。
必ず復活します。待っていてください。

まずはこちらでお礼をさせていただきます。
本当に本当にありがとうございました。


びりははさん、一足お先に…という結果になってしまいましたが
びりちゃん、毎日拝見していますがまだまだこの先もサービスが続きそうですね(笑)
サクラも、もう少し頑張れると思っていましたが、自分でその時を決めていたのか
いろんな想いを持ちつつ、旅立ちました。
毎日PC前で、サクラにびりちゃんのことを話して、びりちゃんに負けるなって言ってましたから
きっと空の上からパワーをびりちゃんに送っているはずです。
何度も何度も危機を乗り越えた、そんな強運のパワーを。
どうか、毎日を穏やかに過ごすためのほんの少しでもいい、足しになりますように。

応援していただき、本当にありがとうございました。


mixiでお世話になった皆様にもお礼を。
私事であちらを飛び出してはや数カ月。
それなのに、こうして最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

tsuyuちゃん。
もちろん、mixiからではなくてリアル駐妻友としてのご縁。
いただいた甘酒、本当に本当に美味しかった! by サクラ
(もちろん、ちょっとだけ私達もわけてもらいましたよ!)
闘病中のサクラが辛かったのもちろんですが、私にまで気をかけていただいたこと
本当にうれしかった。
サクラを連れてのアカデミックシティー訪問はできませんでしたが…
いつかまたゆっくりワイン講義をお願いしますね。

ナナ・クーママさん。
そちらも大変お忙しいと伺っておりましたのに、いつも暖かいコメントを
本当にありがとうございました。
お嬢様方にも、一昨年に菅沼でお会いできて良かった。
初めて泳ぐことができた瞬間に立ち会えたのもうれしかったです。
再びご一緒できればと思っていましたが…残念です。

ぱふママさん。
JOY家のみなさんもそうですが、ご心配ばかりをおかけしたのではないでしょうか。
申し訳ありませんでした。
コメントで教えていただいたレンタル酸素室、終盤には検討しようかと
思っていたのですが…やはり田舎の空気を吸いながらのほうが落ち着くのですかね(笑)
パフくん、肉食系女子ですが、どうか逃げずに遊んでやってください、ヨロシクね。

ジョニママさん。
りんごの国へ、サクラと一緒に旅をするのが夢でしたが…夢に終わってしまいました。
イケメン兄弟をはべらせて、お菓子の城へお邪魔するのを楽しみにしてたそうですが…
この病気、ホントに嫌ですね。
体のすべてを蝕んでいく、残酷なものです。
どうか…ご兄弟が今後とも元気に健やかに過ごされることを、ネギの国から祈っています。

char*hanママさん、lescaママさん。
メールで何度もお二人には励まして頂きました。
病状をあれこれ報告するだけでも、私も自分自身が落ち着く良い気分転換になってました。
コメントも、いつも読んでいてホッとする、そんなひと時でした。
hanくん、サクラが空に昇る時、ちゃーんとhanくんの悪いところを持って行くように
話しておいたよ。
だから、安心してママの言う通りにして、毎日char*姫と仲良く楽しく過ごすんだよ。
もちろん、lescaくんも。
あちらに着いたら、すぐにお偉いさんに会って肉食系女子流に
力強く(?)交渉するように言っておいたから。大丈夫だよ。
サクラにはいっぱいお使いを頼んだので、うっかり忘れないように今日もお話したから。
白い恋人達のフライデー写真や、hanくんのパパラッチ映像なども楽しみにしています。
これからもどうぞよろしくね。

フロドままさん。
西湖情報、ありがとうございました。
最後に一度だけでも、と思っていましたが叶いませんでした。

フロドくんのママに似ていた?サクラに一目会っていただきたかった。
それだけが心残りです。
これからもにぎやか家族で行く旅行記、楽しみにしています。
本当にありがとうございました。

Hirokoさん。
カート、結局使う間もなく終わってしまいました。
自力で最後まで歩いていたので。
でも、それはRuby姉さんの喝がしっかり届いていたからだと思います。
単独でお邪魔したアトリエ、いつかサクラと一緒にと思っていましたが…残念です。
今頃は、姉さんにしっかりと都会の女子とは、とレクチャーを受けているかもしれませんね。
サクラがそちらへ伺った際は、どうか田舎っぺサクラにもオサレな空気を
お腹いっぱい吸わせてやってください(笑)


そして…
丸陸家の皆様も。
7月の暑い中、遠いところを来て下さって本当にありがとうございました。
こちらもまたイケメン兄弟が、しっかりと私達を癒してくれました。

大きなスイカ、サクラは丸ごと1個というのは多分初めてだったと思います。
何度も何度も台所に私を誘導していたのが昨日のことのようです。
毎日が冷房の中で、猛暑の中イマイチ夏を実感できていなかった私達に
季節を教える贈り物を本当にどうもありがとうございました。

できれば、そちら地方へ連れていきたかったんです。
実は、具合が良ければ今月末に海を見せてやりたいと密かに計画していたんですが。
海の男、そしてサクラの白馬に乗った王子様@丸陸父のガイドをお願いして
是非ともオサレな海辺の歩き方を伝授していただこうと張り切っていただけに…残念です。

今はもう苦しくない辛くない、羽の生えた河童が恐らくそちらへご挨拶に行っているはずです。
見かけましたらどうか、海での泳ぎ方を教えてやってください。


そして、そして…
じょっちゃんのお母ちゃん、いつも心配かけてごめんね。
最後にどうしてもちゃんと動いているサクラを見て欲しくて
お忙しいのを承知で無理を言ってしまいました。

お芋ちゃん、ペロリと全部いただきましたよ。
最後の最後まで、しっかり自分で頑張り抜く力の源になりました。
あれだけ苦しんでいた下痢も、血は混じっていましたが、お芋パワーでピタッとおさまりました。
終盤、何度もしゃがむほどの腹痛の辛さから解放されたのも、あのお芋ちゃんのおかげです。
本当に本当にありがとうございました。

でね…さっそくネットで大量に注文しちゃったけど、1人じゃあねぇ(笑)
ということで、またレッドカーペットをびゅーんと飛ばして、お芋ちゃん祭りに来て下さいな。
ぬくぬくのストーブで、ホッカホッカに焼き上げますから。
おばちゃん、手ぐすね引いて待ってますよ(怖い?笑)


それから…
ルナ子のパパママも、遠いところいつも駆け付けてくれてありがとうございました。
同じ女子ゴル、それも出身が同じ国のワン、家庭環境も似ていて
これほど奇跡のようなご縁を感じた出会いはありませんでした。

もちろん、これからもどうぞよろしくね。
ルナ子、おばちゃんは厳しいぜよ。
しっかりとお説教付きの指導をするから、覚悟してなさいよ(笑)
って、きっと目じりを下げて「ヨ~シ、ヨ~シ」な
ムツゴロウおばちゃんになるだけなのは目に見えてますが(大笑)
庭はいつでも開放可ですから、全速力で駆けまわってください、お待ちしています☆

いつもいつも「頑張れ」ではなくて一緒に辛さを分け合ってくれたルナ子のママ。
この辛さを解ってくれている、そう思うだけで私も最後までやり遂げることができました。
本当にありがとう。
いつか…いつになるかは解らないけど、またあのシスターズと一緒に
もちろんルナ子も入れて、みんなでウマウマしたいね。


JOY家の皆様。

病気をお知らせしてから、あっという間に我が家に介助グッズが揃いました。
JOY家の先代くんが使っていたもの、そんな貴重なものを貸していただけて
本当に助かりました。

先代くんの魂を、そのままサクラが引き継ぎ、辛い闘病に耐えることができました。
いつもいつも、毎日受信トレイを開けるのが心の支えになっていたほど
暖かい応援のメールをありがとうございました。

水遊び合宿も、最後の最後までもしかしたらキャンセルがあるかもしれないと言う中
セッティングからお宿選びまで、手を尽くしていただきました。

そしてその呼びかけに集まって下さった丸陸家にブラン家。
本当にありがとうございました。
それまで、ナントカの一つ覚えではないですが、それまで我が家は那須ばかりがお出かけ先で…
日光の美しさ、特に菅沼という桃源郷へと案内して下さったブラン家には
本当に本当に感謝しています。
ブランくん、一緒に石待ち出来て、サクラもうれしかったようです。
こんなレアな遊び方をするワンは、あまり見かけないですものね(笑)
もう一回、いや、もっと何度も一緒に行きたかったです。
我が家に新しい水遊びの楽しみを教えて下さったブラン家には本当に感謝感謝です☆

そして最後に水遊びをした場所も、この後見つけた所でしたよね。
JOY坊の初泳ぎもまさにあの場所。
思い出深い場所がまた一つ、増えました。

具合が悪くなってから、最初に駆けつけて下さった時
サクラも本当は起き上がって、もっとしっかりご挨拶したかったはずです。
それが叶わなかったのはとても残念でしたが、お帰りになった後
最後だと解っていたのでしょうか…長い間門扉から車が行ってしまった後を眺めていました。
そして、それまでずっと嫌がっていたヨーグルト、その時持ってきて頂いたダフォママさんの
手作り絶品ジャムを混ぜたら、あっという間に食べてしまいました。
よほど美味しかったのでしょうね、お代わりの催促付きでした。
あんなに美味しいジャム入りヨーグルトを頂けて、今頃あちらでみんなに自慢しているでしょうね。

こんなに素敵なご縁までも最後の最後に持ってきていただいたうえ、
お見送りまで来ていただいて、本当に私達2人、ただただ感謝のほかありません。
ワンのもってきてくれたご縁とはいえ、何かこう不思議なほどに…昔からの知り合いのような
そんな懐かしい気持ちさえしました。

サクラの美しい分身…いつまでも光輝いているその分身と同じく
JOYくんの毎日が、幸せいっぱいのものでありますように。
サクラ家一同、お祈りしています。

そして…サクラの姿はもう見えませんが、いつでも一緒にいます。
これからもサクラ家をどうぞよろしくお願いします。


そして、Hさん。
「友人」としてブログでも何度も登場してくれていますが(笑)
いつもいつも私からの緊急電話に備えてくれていてありがとう。
「何か変」「お願い」の一言だけで、チャリをかっ飛ばしてきて
私達を助けてくれたよね。

本当に本当にありがとう。

あなたを最後の瞬間に呼んだサクちゃんの気持ちが良くわかります。
これからもみんなのママでいてね。
本当にありがとう。

あなたの辛い時には、今度こそ私が一番に駆けつけるから。
もちろん、サクちゃんと一緒にね。
だから、これからもヨロシクね。
メソメソしてたら、バシッと叱って下さい(笑)

本当にありがとう、ありがとうね。


******

最後になったけど…
旦那にも…あなたにもちゃんとお礼をいわなくちゃね。

もちろん、いっぱいいっぱいありがとうって言ったよね。
でもさ、言葉だとどうしても伝えきれないところもあって…。

サクラが亡くなった夜、みんなが帰った後で、あなたに言われた
「よくやってくれた、よく頑張った」の一言が…本当に本当にうれしかった。
その言葉だけで、もう他に何もいらないって思った。
サクラの体もボロボロだったけど、私も限界に近かっただけに
あなたにそう言ってもらっただけで、何もかも吹っ飛んだ。
気持ちが、スーっと楽になるのがわかった。

でも…反対に、そう言って泣いていたあなたが心配になった。

365日・24時間サクラといつも一緒にいられる私と違って
毎日仕事に朝早くから夜遅くまで頑張ってくれていたんだから
一緒に過ごせる時間は、当然私より少なかった。

だから…きっと後悔がたくさんあると思う。

もしかすると、私よりダメージが大きいのかもしれないって、昨日今日
あなたをを見ていて感じました。

でもね。

あなたが毎日真面目にきちんと働いてくれて、そのおかげで私もサクラも
何不自由なく暮らせていたんだからね。
病気になっても、あれこれ迷うことなくサクラに全部してやれたのも
あなたのおかげなんだから。

だから、大丈夫、胸張って。
何にも後悔することなんてないです。

私がしたことは当たり前のこと。
寝る間も無く頑張ってたよね、って泣いてたけどさ…当たり前のことだよ、そんなの。
あなたからは、大きな「安心」というものをいつもいつももらっていたんだから。
だから、私は最後まで頑張れたし、サクラもそんな私達に全てを任せてくれたんだから。
あなただって十分頑張ってたじゃない。
仕事で疲れて帰ってきても、なるべく自分でできることは自分でって、後片付けや掃除まで。
だから私も頑張れたんだよ。

もちろん、1人でいろいろやるのは大変だったけど…
あなたはそれをちゃんと見ていてくれた。
他の誰でもない、あなたがちゃんと見ていてくれた。
それだけでいいの。

あなたは自分の役割をきちんとやってくれた。
だから、サクラも最後にちゃんとあなたを呼んだじゃない。
あなたのことも、もちろん大好きだったんだよ。
そんなことない、って言うけど、そんなことあるんだって。

あなたが私のことをちゃんと見ていてくれたように…
サクラもちゃんとあなたのことを見ていたんだよ。

だから、大丈夫。

サクラの代わりに…なるかどうかわからないけど、私からの分もあわせて
いっぱいいっぱいありがとう。

ありがとう。

そして、これからもどうぞよろしく。
何でも2人一緒に、それが最後にサクラが残したメッセージだから。
嫌かもしれないけど、どこまでも付いて行きます(笑)

****************

そしてそして…
ありがとう、サクラ。
私達にこんなに大きなそしてたくさんの幸せをプレゼントを残してくれて。

本当にありがとう。

ぽっかり空いてしまった穴は、今はまだどうしようもなく大きいけど…
どんなにカッコつけても、ちょっとしたことで泣いちゃうダメ人間だけど…

今はとにかく疲れた体を癒して、ゆっくり休んでください。

20101025001.jpg


ありがとう。

本当に、ありがとう。


michiko & K より。






2010-10-25 : 闘病 : コメント : 8 :
Pagetop

記録用日記(追記あり)

10月23日 夕方~

いつもなら「行くよ」の一声で、すぐにササッと準備が出来るワンだが
この日は違った。
動かない。

とにかくどうしても動かない。
動けない、かもしれなかったんだが、とにかく動かない。

何とか介助着を着せ、車の後ろからステップを使って乗せた。
何となくだが「早く、早く」といつもはそんな焦りはないのに
どうしても早く病院に着きたかった。

道中、いつもよりも少し落ち着きがなく、後部座席で何度も寝る位置を決めながら
ウロウロしていたせいか、ドライブ大好きなワンには珍しく、本当に珍しく車酔いで嘔吐。
といって出すものは何もなく、少し唾液が出ただけ。
閉院10分前に病院へ滑り込んだ。

駐車場から病院まで、距離にしてたったの5メートル余り。
この距離が、この日は本当に長く感じた。
マットを担架状にして地面に下ろし、ワンは自分の足でゆっくり歩きながら病室へ。
スタッフの方全員が待っていて下さった。

水を飲んでも吐いてしまうと伝えると、すぐに点滴の準備。
この後自分でもやらなければならないと思っていたので、一から手順を教えてもらう。
すべて入れ終えた後、院長がリンパを触りながら「小さくなっていないね」と一言。
もう抗がん剤は今後使えないと言われる。

もういい、もういい、本当にそう思った。
ワンにとっては辛いだろうが、何か別の方法をとお願いした。

病院に到着する前は、あれこれと聞きたいことがあると話していた旦那は
一切何も自分から話さなかった。

これからどうすればいいのか?あとどのくらい生きられるのか?
迎える最後というのはどういう状態になるのか?
車の中でいろいろと自分なりにまとめて、考えを整理しているようだった。
だから、いいの?と何度も目配せしたが、いい、と。

ならば、今日はこれでと帰り支度をした。
帰り際、今夜はしっかり様子を見て、ついていてあげてくださいと院長に付け加えられた。
その意味は後で解るのだが…ワンに気遣いつつ耳でしっかり聞いていた。

そして、遅くに駆け込んだことをスタッフの方に詫びながら、一緒に付いてきてくれた友人と2人で
車まではマットを担架状にして伏せたままの姿勢でワンを運ぶ。
自分で歩けないわけではなかったが、とにかく無理をさせたくなかった。

会計を済ませた旦那と2人、家路に着く。
午後7時半のことだった。

家に到着したのは午後8時前。
車からはステップを使って自分で歩いて降りた。
その足でトイレの小さい方を済ませ、場所を選んで庭にゴロン。
私達も夕飯をとろうと家の中へ。
準備中は旦那に見てもらい、食べる直前にワンを家の中へ。
マットにのせ、廊下に置く。
動きたかったら自分で動くでしょう、そう思っていた。

動きたかったらね。

食事が終わったのが午後8時半。
食べている途中から、廊下から息遣いが聞こえる。
まだ廊下にいるんだ、そう思った。
もちろん、気になって食事もそこそこに廊下に戻ると、乗せてきたままの姿で
マットの上に伏せていた。

ゴメンゴメン、動けなかったんだね、すぐに庭に出してあげるよ、とまた2人で庭に運ぶ。

私はそのままワンの横に一緒に座ってワンを撫でていた。
時間は午後9時少し前。

夕方、ルナ子のママがお見舞いに来るよ~とメールをくれていて
到着は9時過ぎだと聞いていた。
その到着を知らせるメールが入り、旦那が家の中から携帯を持って玄関に出てきた。

その時だった。

伏せていたワンの頭から背中を撫でていたのだが、顔の横にあった両前脚が
「ピクピク」っと軽く痙攣した。
時間にしてもせいぜい…5秒くらい。

その後、首を後ろにグーっと反らし、私の方に頭を向けた。
そして、右前脚を私の腕にトン、と乗せた。
何か要求がある時、そうすることがある。
何だろうな、水かな?などと考えつつ…
でも何でだろう、何でなのかわからなかったけど
ヤバイ、ヤバイ…なぜかこう繰り返していた。
心臓がグーっと掴まれるように嫌な感じになった。

何かが起こっている、何かが。
とっさに友人に携帯で電話をした。
「何か変だよ、何か…」

1・2分後、友人が到着。
私の反対側に膝をつき、ワンを挟んで向かい合う。
旦那はその後ろにいた。

その直後、またグーっと今度は友人の方にゆっくり背中が反った。

わかった。
逝こうとしているんだ。

旦那と私が気付いたのと同時に友人も気付いた。
すぐに介助着を脱がせ、抱きかかえた。
不思議なことだが、35キロの体重が本当に軽く感じた。

そして…私の口からとっさに出た言葉は「戻ってきて」だった。
あれだけ最後はワンに任せたいと自分で言っていたくせに。
勝手なものだ。

3人でワンを囲んだその直後、またグーっとゆっくりゆっくり
顔を上にあげたかと思ったら…首がゆっくりゆっくり芝生の地面に向かって下がっていった。
鼻先が地面に着いた時、首を抱えていた手に、今度はずっしりと重さを感じた。

時間にして本当に3分くらいの出来事だった。

その間ずっと「嫌だ、戻ってきて!」と何度も言っていた。ハッキリ覚えている。
それを友人が制して「そんなこと言っちゃダメ!」と。
そこでようやく、いいよ、逝っていいよ、楽になって、と思った。

本当にあっという間の出来事だった。
友人のメールの知らせがなければ、もしかしたら旦那は間に合わなかったかもしれない。
それほど静かに、静かにその時を待っていたのだ、うちのワンは。

どれくらいの時間泣いていただろうか。
夢なのか現実なのか、何だか良くわからないうちに顔をあげてワンを見た。
すべてが止まっていた。


終わった、終わってしまった、私達の時間が。


でも、これでようやくワンは楽になれた。
私達のわがままに、最後まで全力で、自分の持っているすべてを捧げて
応えてくれたのだ。

水遊びが楽しかったのは、ワンだけじゃない。
私達が一番楽しんでいたんだ。

旦那の靴下をくわえて逃げるのを楽しんでいたのはワンだけじゃない。
私達が楽しかったから、ワンも楽しかったのだ。

このコがいてくれたから。

ようやくここで「ありがとう」を言うことができた。

何もかも自分で決めて旅立っていったのだ。
土曜日、丸一日を家族でのんびりと、いつも通りに過ごし、
夕方、私達と一緒に病院までではあったが新しい車でドライブし
そして、夕飯を済ませ、何事もなかったかのように今日一日を終えようとした
その時を選んで。

その前に、食事も金曜日から一切抜いて、お腹の中をきれいに空っぽにして。
トイレもすべて自分でちゃーんと、庭でササッと済ませて。
最後まで自分で、立って歩いて、しゃがんで、階段を上って。
自分の足で、しっかりと。
誰にも支えられずに、自分の力で。

お友達のルナ子一家は、さすがに最後には間に合わなかったが
先にワンを見送った先輩として、使いものにならない私達をおいて
あれこれとワンの旅立ちの儀式のために準備をしてくれた。
予定のなかった一家に、夕方突然決断をさせたのもワンの決めたことだったんだろう。
この人たちなら…そう思ったに違いない。

そして何よりもお世話になった友人にも、まさに1分の狂いもなく
自分の最後を送ってもらった。
ワンの計画通りだったんだろう。

明日は日曜日。
とりあえずワンを送りだすまでは何もないのだから…と
旦那と2人で、ワンが我が家に来てからのことをメソメソしながら話し始める。
結局、今までのこと全部を話す時間は無かったが、それでも朝日が昇る時間ギリギリまで…
一晩中ワンの思い出話をしていた私達を見て、きっと「シメシメ・笑」とニヤっとしたんだろうな。

もちろん、ちゃんと休む時間を取らせることも忘れてなかった。
良く眠れたとは決して言えなかったが、3時間ほど目を閉じていられた。

朝になって、葬祭場に電話するとこちらの希望通り午後1時に決定。
空いた午前中に、JOY父さんに来てもらうことに成功。
たくさんたくさん、思い切り撫でてもらって、自分の分身=毛もプレゼント。
本当に見事としか言いようがない。

天気も何とか雨を避け、おやつもお弁当もたくさん揃ったところで
自分専用のステッカーの張られた新しい車で出発。
途中、あらかじめ調べておいたかのように…葬祭場への通り道に毎日通った公園があり
開けた窓から、大好きな公園の空気をお腹いっぱいに詰めて…

ヨダレで真っ黒になったクマコやパンダさん、頂いたお花や庭のユーカリ等ハーブの束、
私の使用済み靴下と旦那のパンツ(笑)、愛用していたビヨルキスのチョーク、
そしてそして…私達2人が思いっきりおめかししている写真を持って…

午後1時、曇り空の中、フワフワと煙に乗って旅立つ。

骨を拾ってもらった後は、その足でお世話になった病院に行きごあいさつ。
骨になっちゃった後に行けば注射もされないし、体重測定もないと思ったのだろうか(笑)

昨日の夕方、病院に駆け込んだ時に旦那が一言も院長に質問しなかった理由も
この時ようやくわかった。

点滴を終えて、ワンに聴診器をあてた院長の顔が一瞬曇ったのが旦那にはわかったそうだ。
そしてここでようやく「あの時もう気づいてらっしゃったんですよね?」と聞いた。
よくわかりましたね、と院長。
入院させてあれこれ手を尽くそうとする病院もあるだろう。
でも、本当にこのコが望む最後、それは私達の手の中で逝くこと。
後悔のないように…そう考えてのことだとしたら、一緒に家に戻って正解だった。

よかった。
本当にこの先生に出会えてよかった。

6年間通い続けたかかりつけの獣医師に、2次診療、つまり抗がん剤治療はしませんと
言われた時のショックは相当なものだった。
信じていたのに…最後までこのコを、たとえ助からないとわかっていても
一緒に頑張ってくれると信じていたのに。
迷う時間は無いのに…どうすればいいのだろうと途方に暮れていた私達に
友人が声をかけてくれたのだ。

その友人につれられて、カルテもないのにいきなりこんな大変なワンを
助けて下さいとお願いに行った4か月前。
その日と全く変わらない笑顔で、今日も出迎えてくれた院長。
ありがとうございました。
本当に本当にどうもありがとうございました。
あなたがいなければ…この貴重な4か月はありませんでした。
こころからワン共々感謝しています。
ありがとうございました。

そして、その院長からたくさんたくさん褒め言葉をもらって照れながらも
ようやく長い一日を終え、家に戻る。

これをワンがちゃんと考えていたのだから、スゴイとしか言えない。
全部2人で、何もかも2人で、どちらも1人にしないように、この日を選んで。

ありがとう。
本当にありがとう。

今はまだ涙しかでないけど…



ありがとう。


あなたは本当に素晴らしいコでした。
素晴らしい、この言葉が一番しっくりきます。
ゴールデンの気質、そのものすべてを持っていました。
優しく、穏やかで、争いを嫌い…
それでいて明るく、食いしん坊で、でもちょっと寂しがりやで。

そんなあなたが、私達は大好きでした。
大好きで、大好きで…

愛して愛して、愛し抜きました。
最後まで、一緒、ずっと一緒。

約束は守りましたよ。

あなたの手はずっと私の腕に置かれていましたよね。
目と目が合って…
手は離さないからねって言ったら「当たり前でしょ」ってウィンクしたよね。

通じ合っていたんだよね、いつも。
だから、最後の時にもあなたのたくさんの思いがちゃんと通じたんだよ。

大好き。
大好き、サクちゃん。


ずっとずっと、私達の可愛いコ。
サクラ、ありがとう。

本当に、ありがとう。
そして愛しています、いつまでも。

また会う日まで…。

さようなら。

20101023001.jpg







2010-10-24 : 闘病 :
Pagetop

記録用日記

まだまだ頭が混乱していて…時系列をなるべく整理して書いたつもりですが
もしかしたらちょっとおかしなところがあるかも。

でも本当に最後の記録なので、残しておきたい。

10月23日土曜日 午後~夕方

私が家の中にいる間(片づけや洗濯など)旦那にワンを見てもらい
あれこれと片づけていく。

あらかた用事が済んだところで外に出ると、玄関前に嘔吐の跡が。
旦那に聞くと、水をがぶ飲みした後で吐いたという。

ちょうど正午ごろに止血剤とステロイドを飲ませたところだったので
もしかしたらまだ吸収できていないかも、と少し不安になる。
ただ、トイレは小さい方が1回出たということで、少し安心する。

気温は高いが、日陰は長袖がないとヒンヤリするくらいで、ワンは木陰で
伏せの姿勢のままウトウトしている。
眠いがなかなか寝付けない、そんな感じ。
目も真っ赤。
やはり体が辛いのだろうか?

夕方までノンビリとそのまま過ごし、私は久しぶりに夕飯前にお風呂に入らせてもらった。
旦那がワンを見てくれているのでゆっくりと湯船に浸かった。

後で思えば、この時間も一緒についていてあげれば良かったんだが…

風呂から上がってワンを見ると、どうも息が弱いような気がした。
いつものゼーハーがスーハーになり、呼吸の数も減っている。
もちろん、そのほうがきっと楽なんだろうとその時はそうとしか思えなかった。

だが、太陽が沈むころ、やはりほとんどが血液の粘っこい便を少しして
さらにまた飲んだ水をおう吐してしまった。

普通ならそんな時はまずお医者に電話してどうするか指示を仰ぐ。
だが、何となく…本当に何となくだが
「病院へ行こう」
そう思って、すぐに旦那と一緒に病院へ向かった。

18時過ぎのことだった。





2010-10-24 : 闘病 :
Pagetop

記録用日記

10月22日

*ここから先は携帯からのUPです。読みづらかったらゴメンナサイ<(_ _)>

午前中はほぼ昨日と変わらず。呼吸は相変わらず荒い。
カエルが鳴くようなガーガーという音も、全く小さくならない。
起き上がっては寝ての繰り返し。ただ、まだちゃんと自力でこなせている。
昼に友人が様子を見に来てくれた。
まだ虚ろな目をしてはいたが、歩いてトイレができていた。
様子がおかしくなったのは午後4時半頃。
待望の大きいほうのトイレが出た!と思ったら…

黄色い体液と血便、というか下血だった。

嫌な予感がしていたが、これだったか。
ということは…
お腹をひっくり返してみると、あった、斑点が。
内出血の斑点がポツンポツンと4つほど。
ヤバイ。

すぐさま病院に電話。
院長が出たので、これこれこんな感じで…と説明すると
そこですぐに「最終段階に入ったね」と言われた。

何だか頭がぼーっとして訳わからんってなって
自分でもこの後何をしゃべったのかあまり覚えていないが
とりあえずこの後どうすればいいかを尋ねていたのは正解だった。

薬を取りに来るようにということで、聞きたいこともあったし
すぐに車のキーを手に持ち、携帯でメールを打ちながら玄関を出た。

友人にメールして、これから病院へ行くのでワンをちょっとの間
見ていて欲しいと伝えると、なんと友人が病院へ行ってくれるという。
有難くて涙が出た。
こんな時に、本当に困っている時に助けてくれる友人がいて
本当に私は幸せなおばちゃんだ。
助かった。
行きは良くても、帰りは…最終段階とは、と説明された後で
まともな運転なんてできはしないと思っていたから。

友人が戻るまでワンと引き続き庭で過ごした。
風が冷たくて気持ちいいらしく、ガーゴガーゴいいながらでも
半分寝ているようだ。

6時頃、友人が戻り、まず院長の説明だけを伝えてくれた。
最終段階、昨日までは持って1カ月、早くて2週間だったが
この症状が出てしまったので、これでは持って来月半ばごろ
早いと今月いっぱいというのが診立てだった。

とにかくこれはもう覚悟していたことなので、どうでもいいこと。
今はただ息が苦しいのと、お腹が辛いのを何とかしてやりたい。

説明はまたあとで来るから、と友人から去り際に渡されたのは
重たい点滴セット4日分と大量の止血剤。

どうなるんだろう、私にどうしろというんだろう。
オロオロしている自分に腹が立つ。

でも、もうここまできたらやるしかない。

ワンのために。

だって、決めたんだもの。
最後まで一緒だってね。
手は離さないってね。

そのためにはやるだけのことはやらないと。

カウントダウンは始まったが、まだまだこれから。
最後まで一緒なんだから。



2010-10-22 : 闘病 :
Pagetop
ホーム  次のページ »

<さくら家のこと>

michiko

Author:michiko
ヒト2人と1ワンの生活をだら~っと
綴っております。
ヒト①旦那
ヒト②私(ワンの母ちゃん)
ワン サクラ・Gレトリバー

*コメントはこちらの判断で削除
させていただく場合もあります。
ご了承ください。

サクラってどんなコ?

サクラ(ワン)G・レトリバー ♀
2003年5月19日生まれ

好きなもの*肉・昼寝・水泳
嫌いなもの*ケージ・ひとりぼっち
性格はとにかく甘えん坊でマイペース
我が家のアイドル★

2010年6月より
悪性リンパ腫で闘病開始

2010年10月 お空へ

★享年 7歳5カ月4日★


ちょっとひとやすみ

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。