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記録用日記

10月13日(水曜日)

12時過ぎ。
風呂から上がってくると、旦那がワンとなにやらヒソヒソとやっている。

手元を見ると、プリンを介護スプーンですくっている。
口元に何度も持っていくが、プイ!とされて凹むを繰り返している。

だからー、今は要らないって言ってるんだよ。

と後ろからやじを飛ばすが、旦那も諦めが悪く、台所へ消えたかと思えば
手にカステラをもって戻って来た。

口元に持っていくが、やはりプイ!とそっぽを向かれる。
何か、そう何でもいい、何か口に入れて欲しい。
その気持ちは私だって同じ。
食べなくなって1週間で…というのは、大体ハズレはない。

肝臓の数値も、ネットなどで調べると、もはやお疲れ気味を通り越して危険な状態に入っている。
貧血も、悪くはないとはいえ、普通の状態からすれば明らかに悪いと思う。

無理をさせない、ワンの思った通りにさせる、そう決めたんだからさ。
潔く引き下がりましょう。

と、午前1時頃、トイレ(当たり前だけど、小さい方)をさせて、寝床へ。
寝息は数日前と比べれば、全然違う。静かだ。
これだけでも私達にとっては救いだ。

ガッポガッポ…
水を飲む音が聞こえて目が覚める。
時計を見たら午前4時。

トイレ?と聞くが、そのまま態勢を変えただけで寝床に伏せる。
ただ、息遣いが荒い。
う~ん、と考えて、再びクーラーのスイッチを入れる。
旦那にはもう一枚布団をかぶせておいた。
風邪なんてひかれたら困るもんね。

30分ほど様子を見る。
息遣いが穏やかになり、伏せから横向きに寝がえりをうったと思ったら
そのまま目を閉じて熟睡態勢に入った。
暑かったんだ…外気温は19℃、とはいえ家の中は24℃。
やはり20℃を超えたあたりから体温の調節ができなくなるようだ。
空調、もう少し考えないとなー。

飲み水を替えたり、寝がえりを打った時にちょっとだけ漏れてしまった
オシッコを拭いたり、おマタの部分を赤ちゃん用のお尻拭きで
キレイにしたりしているうちに、時計を見たら午前5時過ぎになってしまった。

寝ようかな、でもこれで寝てもどうせ6時ごろには起こされるんだから
かえって疲れそうだし…
とウトウトしていたら、やっぱり6時ごろにトイレ。
庭に出すと、小さい方を少しだけ。

まだまだ自分で歩いて排せつが出来ると言うのはスゴイこと。
すごいねー、えらいねーと褒めながら、誤魔化しながら何とか家に入れる。
本日まだ鬼婆ちゃんの登場はない(笑)

そのまま朝ごはんの支度にとりかかり、7時ごろ旦那とテーブルにつく。
トーストが焼けたので、バター塗って…と皿に置いたところで
「タッタッタッ」と足音がした。

2人で一瞬何が起こったかわからない状態が数分続いた。

ワンがいつもの「くれ!」のポーズをしているのだ。
旦那の顔はまさに鳩マメそのもの。
少しだけパンをちぎって与える。

食べた、それもお代わりの催促付き。

もう少し、とちぎったものを口へ。
食べた。

私はというと、もうその姿を見ただけで涙。
でも、今回は少し寂しい涙でもあった。
もう一口、と口元に持って行ったが、プイ!だったから。

恐らく、昨日飲んだステロイドが効き始めたのだろう。
お医者も、この段階での食欲はこの薬の副作用もあるよと説明してくれてたっけ。
なので、欲しがるままに与えると、やはり消化不良を起こすので気を付けなくては。

ただ、うちのワンの場合、その必要もあまりないようだ。

カステラはどうかな?と思い、一切れ出すと、最初の3口くらいは
食べるのだが、それ以上は要らないとハッキリ拒否する。
プリンも、2サジくらは舐めてくれるが、それ以上は口を開けない。

副作用と、食べたいという欲、本能。
どちらが上回るかで決まるのだろうか。
難しいところだ。

でも、ひとまず吐き気が止まったことだけは確かだ。
これは本当にうれしい。
嘔吐ほど体力を消耗することはないから。

その次は食事だが、消化の良いものを与えていればこれはクリアできる。
栄養のあるもの、体に良いものをあれこれと与えたくなるが
消化する際に使うエネルギーは半端ではないそうだ。
今のところ、まったく食べない状態が3~4日ほど続いても、うちのワンは
これまでの貯金で(笑)何とかやりくりできているようだ。

なので、どうしても必要だというラインまで達しなければ
点滴などの治療はしない。
移動するだけでもエネルギーを使ってしまうから。
そんなエネルギーがあるなら、増殖を始めているガン細胞を少しでも
食い止めることに使って欲しい。

だから…これが正しいかどうかはわからないが、余計なことにエネルギーを使わせない。
それこそがゆっくりゆっくり過ごすための唯一の治療だと私は思う。

後はワン自身がしたいことにここから先すべての時間を使って欲しい。

喉元の腫れは、治まったかのように見えていたが…
やはり抗がん剤の効き目もそう長くは続かなくなってきた。
すでに耳の下や顎、肩のところは大きさを少しずつ広げているし
硬さも段々と出てきている。

この次の手を打つか打たないか。

またいろいろと考えなくてはならない。




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2010-10-13 : 闘病 :
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<さくら家のこと>

michiko

Author:michiko
ヒト2人と1ワンの生活をだら~っと
綴っております。
ヒト①旦那
ヒト②私(ワンの母ちゃん)
ワン サクラ・Gレトリバー

*コメントはこちらの判断で削除
させていただく場合もあります。
ご了承ください。

サクラってどんなコ?

サクラ(ワン)G・レトリバー ♀
2003年5月19日生まれ

好きなもの*肉・昼寝・水泳
嫌いなもの*ケージ・ひとりぼっち
性格はとにかく甘えん坊でマイペース
我が家のアイドル★

2010年6月より
悪性リンパ腫で闘病開始

2010年10月 お空へ

★享年 7歳5カ月4日★


ちょっとひとやすみ

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